「毎日シャンプーをしているのに、ふけが出る」「黒い服を着ると肩のふけが目立つ」「頭皮がかゆくて、ついかいてしまう」――頭皮のふけに悩む方は、男女を問わず少なくありません。
ふけが出ると「頭をきちんと洗えていないのでは」と思われがちですが、ふけは単なる不潔や洗髪不足だけで起こるものではありません。頭皮の乾燥、皮脂の増加、常在菌であるマラセチア、シャンプーやヘアカラーによる刺激、脂漏性皮膚炎、乾癬、アトピー性皮膚炎、頭部白癬など、さまざまな原因が関係します。
原因に合わない対策を続けると、かえって乾燥や炎症が悪化することもあります。この記事では、頭皮のふけの原因、見分け方、治療、正しい洗髪方法、皮膚科を受診する目安、ふけ対策商品の選び方をわかりやすく解説します。
この記事のポイント
- ふけは頭皮の角質が目に見える大きさではがれたものです。
- 乾燥性のふけと、皮脂や炎症が関係する脂性のふけがあります。
- 黄色っぽいふけ、赤み、強いかゆみがある場合は脂漏性皮膚炎が疑われます。
- 厚い銀白色のふけは乾癬、脱毛や切れ毛を伴う場合は頭部白癬にも注意が必要です。
- ふけ対策シャンプーは、頭皮の状態と有効成分を確認して選びます。
- 2~4週間セルフケアを続けても改善しない場合は、皮膚科を受診しましょう。
1.頭皮のふけとは?
頭皮も顔や腕と同じ皮膚であり、一定の周期で新しい細胞に入れ替わっています。通常、古くなった角質は非常に小さな状態ではがれるため、肉眼ではほとんど見えません。しかし、乾燥や炎症などによって頭皮のターンオーバーが乱れると、角質がまとまってはがれ、白色や黄色の細かいかたまりとして目立つようになります。これが「ふけ」です。ふけは大きく、乾燥性のふけと脂性のふけに分けて説明されることがあります。ただし、実際には両者が混在することもあり、見た目だけで病気を断定することはできません。
| 特徴 | 乾燥性のふけ | 脂性のふけ |
|---|---|---|
| 見た目 | 白く細かい、粉のようなふけ | やや大きく、白色~黄色で湿り気がある |
| 頭皮 | 乾燥、つっぱり感がある | 皮脂が多い、赤みがある |
| かゆみ | 軽度~中等度 | 比較的強いことがある |
| 考えられる原因 | 洗いすぎ、乾燥、刺激の強い製品など | 脂漏性皮膚炎、皮脂、マラセチアなど |
2.頭皮にふけが出る主な原因
① 頭皮の乾燥
空気の乾燥、エアコン、熱いシャワー、洗浄力の強いシャンプー、1日に何度も洗髪する習慣などは、頭皮の皮脂と水分を必要以上に奪うことがあります。頭皮のバリア機能が低下すると、細かく白いふけや、つっぱり感、軽いかゆみが生じます。もともと乾燥肌やアトピー素因がある方は、頭皮も乾燥しやすい傾向があります。
② 脂漏性皮膚炎
成人のふけで特に多い原因の一つが、脂漏性皮膚炎です。脂漏性皮膚炎は、頭皮、眉毛、眉間、小鼻の周囲、耳の後ろ、ひげの中、胸など、皮脂の分泌が多い場所に起こりやすい慢性の皮膚炎です。皮膚の常在菌であるマラセチア、皮脂、皮膚のバリア機能、個人の免疫反応などが複合的に関係していると考えられています。マラセチアは誰の皮膚にも存在する菌であり、菌がいること自体が異常というわけではありません。次のような症状がある場合は、脂漏性皮膚炎が疑われます。
- 白色~黄色で、やや湿ったふけが出る
- 頭皮が赤い
- かゆみが続く
- 頭皮がベタつく
- 眉毛、鼻の横、耳の周囲にも赤みや皮むけがある
- 良くなったり悪くなったりを繰り返す
睡眠不足、精神的ストレス、季節の変化、寒さ、乾燥、体調不良などをきっかけに悪化することがあります。
③ シャンプーやヘアカラーによる接触皮膚炎
シャンプー、コンディショナー、整髪料、育毛剤、ヘアカラー、白髪染めなどに含まれる成分が、刺激性またはアレルギー性の接触皮膚炎を起こすことがあります。製品を変更した後やヘアカラー後に、急にかゆみ、赤み、湿疹、ふけが出た場合は注意が必要です。耳の周囲、首、額、生え際まで赤くなることもあります。原因が疑われる製品は一度中止し、症状が強い場合は皮膚科を受診してください。アレルギーが疑われる場合には、パッチテストが行われることがあります。
④ 頭皮の乾癬
乾癬は、免疫の異常などが関係する慢性炎症性疾患です。頭皮に境界のはっきりした赤い発疹ができ、その上に銀白色の厚いふけやかさぶたが付着します。脂漏性皮膚炎よりもふけが厚く、髪の生え際を越えて額や首まで広がることがあります。肘、膝、腰、爪などにも症状がある場合は乾癬が疑われます。乾癬はシャンプーだけで改善しないことも多く、ステロイド外用薬、活性型ビタミンD3外用薬などを用いた治療が必要になります。
⑤ 頭部白癬
頭部白癬は、白癬菌という真菌が頭皮や毛髪に感染する病気です。子どもに多い病気ですが、成人や高齢者にも起こります。ふけのような皮むけに加えて、次のような症状がみられます。
- 円形または不規則な脱毛
- 根元で切れた短い毛
- 黒い点のように見える毛穴
- 頭皮の赤みや腫れ
- 膿や厚いかさぶた
- 首のリンパ節の腫れ
頭部白癬は、抗真菌シャンプーだけでは治療できません。毛の内部まで感染しているため、原則として内服の抗真菌薬が必要です。頭皮用のステロイドを自己判断で使用すると、感染が悪化する可能性があります。脱毛や切れ毛を伴うふけがある場合は、早めに皮膚科を受診してください。
⑥ アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎が頭皮に出ると、乾燥、赤み、かゆみ、細かいふけが生じますかいふけが生じます。首、顔、肘や膝の内側などにも湿疹がある場合は、アトピー性皮膚炎が背景にある可能性があります。
⑦ 洗髪不足やすすぎ残し
皮脂、汗、整髪料などが頭皮に長時間残ると、刺激や菌の増殖につながり、ふけやかゆみが悪化することがあります。一方で、洗えば洗うほどよいわけではありません。洗浄力の強いシャンプーで何度も洗うと、乾燥性のふけを悪化させることがあります。
⑧ 頭皮を十分に乾かしていない
洗髪後に頭皮が長時間湿ったままになると、蒸れや刺激が生じやすくなります。タオルで強くこすらずに水分を取り、ドライヤーで頭皮から乾かしましょう。
3.ふけと脂漏性皮膚炎の違い
一般的なふけは、赤みなどの炎症が目立たず、頭皮全体に細かい皮むけが生じる状態です。一方、脂漏性皮膚炎では、ふけに加えて赤み、かゆみ、黄色っぽい鱗屑、ベタつきなどがみられます。
| 項目 | 一般的なふけ | 脂漏性皮膚炎 |
|---|---|---|
| 赤み | 目立たないことが多い | みられることが多い |
| ふけ | 細かく白いことが多い | 白色~黄色で、やや湿っていることがある |
| かゆみ | なし~軽度 | 中等度以上になることがある |
| 発生部位 | 主に頭皮 | 眉毛、鼻の横、耳、胸などにも出る |
| 経過 | 一時的なこともある | 再発を繰り返しやすい |
両者の境界は明確ではなく、一般的なふけが脂漏性皮膚炎の軽症型として扱われることもあります。
4.病院ではどのように診断する?
頭皮のふけは、多くの場合、症状の経過と頭皮の診察から診断します。頭皮だけでなく、眉毛、鼻の周囲、耳、胸、肘、膝、爪なども確認します。必要に応じて、次のような検査を行います。
- 真菌検査:皮膚や毛を採取し、顕微鏡や培養で白癬菌を調べます。
- ダーモスコピー:拡大鏡を使い、毛髪や頭皮の状態を確認します。
- パッチテスト:ヘアカラーや化粧品によるアレルギーが疑われる場合に行います。
- 皮膚生検:診断が難しい場合に、皮膚の一部を採取して調べることがあります。
5.頭皮のふけの治療
乾燥が原因の場合
乾燥性のふけでは、洗いすぎや刺激を減らし、頭皮のうるおいを守ることが基本です。
- 低刺激性・アミノ酸系洗浄成分のシャンプーを選ぶ
- 熱いお湯を避け、38℃前後のぬるま湯を使う
- 1日に何度も洗髪しない
- 爪を立てず、指の腹で洗う
- 頭皮用保湿ローションを使用する
脂漏性皮膚炎の場合
脂漏性皮膚炎では、マラセチアへの対策と炎症を抑える治療を組み合わせます。軽症では、抗真菌成分や抗菌成分を配合した薬用シャンプーで改善することがあります。海外ではケトコナゾールなどの抗真菌シャンプーが広く使用されていますが、日本国内では製品の承認区分や入手方法が異なります。赤みやかゆみが強い場合には、皮膚科で次のような外用薬が処方されます。
- 抗真菌薬
- ステロイドローション
- 抗炎症作用のある外用薬
- 角質を軟らかくする外用薬
ステロイド外用薬は炎症を速やかに抑えますが、長期間の自己判断による使用は避け、医師の指示に従ってください。
乾癬の場合
頭皮の乾癬では、ステロイド外用薬、活性型ビタミンD3外用薬、両者の配合薬などを使用します。症状が広範囲の場合には、光線療法や内服薬、注射薬が検討されることもあります。
接触皮膚炎の場合
原因と考えられるシャンプー、ヘアカラー、整髪料などを中止します。炎症が強い場合は、皮膚科でステロイド外用薬などを使用します。
頭部白癬の場合
頭部白癬では、内服抗真菌薬が必要です。家族内で感染することもあるため、タオル、帽子、枕、くしなどの共有を避けます。ペットが感染源になっていることもあります。
6.頭皮のふけを減らす正しい洗髪方法
- 洗う前に軽くブラッシングする
髪の絡まりや大きな汚れを取り除きます。頭皮に傷がある場合は無理に行わないでください。 - ぬるま湯で十分に予洗いする
髪をかき分け、頭皮全体にお湯を当てます。 - シャンプーを手のひらで泡立てる
原液を頭皮の一部に直接つけるより、泡を全体に広げる方が刺激を抑えやすくなります。 - 指の腹でやさしく洗う
爪を立てたり、硬いブラシで強くこすったりしないようにします。 - 十分にすすぐ
生え際、耳の後ろ、後頭部にはシャンプーが残りやすいため注意しましょう。 - 頭皮から乾かす
ドライヤーを近づけすぎず、同じ場所に熱風を当て続けないようにします。
7.ふけ対策シャンプーの選び方
ふけ対策商品は、人気や口コミだけでなく、頭皮の状態と配合成分を確認して選ぶことが大切です。
脂っぽいふけ・繰り返すかゆみ
ミコナゾール硝酸塩、ピロクトンオラミンなど、マラセチアを含む菌の増殖を抑える成分を配合した薬用シャンプーが選択肢になります。
乾燥した細かいふけ
アミノ酸系洗浄成分などを使用した低刺激性シャンプーや、頭皮用保湿ローションを選びます。洗浄力が強すぎる製品や、清涼感の強い製品で刺激を感じる場合は使用を中止してください。
赤みや炎症を伴うふけ
グリチルリチン酸ジカリウムなど、肌荒れを防ぐ有効成分を配合した医薬部外品が選択肢になります。ただし、強い炎症を医薬部外品だけで治そうとせず、皮膚科を受診しましょう。
8.頭皮のふけ対策におすすめの商品5選
| 商品 | 主な特徴 | おすすめする人 |
|---|---|---|
| コラージュフルフルプラス シャンプー すっきり | ミコナゾール硝酸塩、ピロクトンオラミン、グリチルリチン酸ジカリウム配合 | 皮脂やベタつき、繰り返すふけ・かゆみが気になる人 |
| コラージュフルフルプラス シャンプー うるおい | 抗真菌・抗菌・抗炎症に着目しつつ、うるおいにも配慮 | ふけ・かゆみと乾燥の両方が気になる人 |
| オクト 薬用シャンプー | 有効成分ピロクトンオラミン配合 | 手頃な価格帯から薬用ふけ対策を始めたい人 |
| ミノン薬用ヘアシャンプー | グリチルリチン酸2K、植物性アミノ酸系洗浄成分配合 | 敏感肌、乾燥肌、刺激の少ない洗い心地を重視する人 |
| キュレル 頭皮保湿ローション | 頭皮に直接うるおいを与える洗い流さないローション | 乾燥性の細かいふけ、洗髪後のつっぱり感が気になる人 |
① コラージュフルフルプラス シャンプー すっきり
ミコナゾール硝酸塩、ピロクトンオラミン、グリチルリチン酸ジカリウムの3つの有効成分を配合した医薬部外品です。頭皮の皮脂やベタつきが気になり、ふけ・かゆみを繰り返す方に選びやすいタイプです。脂漏性皮膚炎が疑われるほど赤みや炎症が強い場合は、シャンプーだけで様子を見続けず受診してください。
② コラージュフルフルプラス シャンプー うるおい
「すっきり」と同じ3つの有効成分を配合しながら、乾燥しやすい頭皮や髪の仕上がりにも配慮したタイプです。皮脂だけでなく、洗髪後の乾燥やきしみも気になる方に向いています。ふけ対策シャンプーで頭皮が乾燥しやすかった方にも比較しやすい商品です。
③ オクト 薬用シャンプー
有効成分としてピロクトンオラミンを配合した薬用シャンプーです。ふけ・かゆみを防ぎながら、頭皮を清潔に保ちます。比較的購入しやすく、薬用ふけ対策シャンプーを初めて使用する方の選択肢になります。香料や洗浄成分が合わない方もいるため、刺激を感じた場合は使用を中止しましょう。
④ ミノン薬用ヘアシャンプー
有効成分のグリチルリチン酸2Kと、植物性アミノ酸系洗浄成分を配合した医薬部外品です。抗真菌成分を中心にした商品ではありませんが、頭皮のうるおいを守りながら洗い、ふけ・かゆみを防ぎたい方に適しています。乾燥肌、敏感肌、カラーやパーマ後の刺激が気になる方のデイリーケアにも選びやすい商品です。
⑤ キュレル 頭皮保湿ローション
洗髪後などに頭皮へ直接塗布する、洗い流さない保湿ローションです。潤浸保湿セラミド機能成分やユーカリエキスを配合しています。白く細かい乾燥性のふけや、洗髪後のつっぱり感が気になる方に向いています。脂っぽいふけや強い赤みがある場合は、保湿だけで改善しないことがあります。
9.ふけ対策商品を使うときの注意点
- 商品の使用方法と使用回数を守る
- 泡や成分が頭皮に残らないよう十分にすすぐ
- 複数の薬用シャンプーを一度に使い始めない
- 赤み、痛み、腫れが出た場合は使用を中止する
- ヘアカラー直後など、頭皮に傷や炎症がある時は慎重に使用する
- 子どもには年齢や使用可否を確認してから使用する
商品を頻繁に変更すると、どの商品が合わないのか分からなくなります。まずは一つの商品を適切に使用し、頭皮の状態を確認しましょう。
10.ふけがあるときに避けたい対策
爪を立てて強く洗う
強く洗うと一時的にふけが取れたように感じますが、頭皮のバリア機能が傷つき、炎症やかゆみが悪化することがあります。
ふけを無理にはがす
厚いふけやかさぶたを無理にはがすと、出血、感染、毛髪の脱落につながることがあります。
熱いお湯で長時間洗う
熱いお湯は皮脂を奪い、乾燥性のふけを悪化させる可能性があります。
酢や重曹、精油を直接塗る
インターネット上では、酢、重曹、精油などを頭皮に塗る方法が紹介されることがあります。しかし、刺激性皮膚炎やアレルギー性接触皮膚炎を起こす可能性があるため、自己判断での使用はおすすめしません。
海外の医薬品シャンプーを安易に個人輸入する
海外と日本では、有効成分の濃度、承認状況、用法などが異なります。診断がついていない段階で、強い医薬品シャンプーを個人輸入して使用することは避けましょう。
11.皮膚科を受診した方がよい症状
次のような場合は、市販のふけ対策商品だけで様子を見続けず、皮膚科を受診してください。
- 2~4週間対策しても改善しない
- 頭皮の赤みやかゆみが強い
- ジュクジュクする、膿が出る、悪臭がある
- 痛みや腫れがある
- 厚いかさぶたや銀白色のふけがある
- ふけが髪の生え際を越えて広がっている
- 円形の脱毛や切れ毛がある
- 急に抜け毛が増えた
- 眉毛、鼻の横、耳、胸などにも皮膚炎がある
- 市販品を使うたびに悪化する
- 子どもの頭皮に脱毛や腫れがある
12.頭皮のふけに関するよくある質問
毎日シャンプーをしてもよいですか?
皮脂や汗が多い方は、1日1回程度の洗髪が適していることがあります。ただし、乾燥肌の方が洗浄力の強いシャンプーで何度も洗うと、ふけが悪化する可能性があります。洗髪回数だけでなく、シャンプーの種類、お湯の温度、洗い方、すすぎ方を見直すことが大切です。
ふけは他の人にうつりますか?
一般的なふけや脂漏性皮膚炎は、通常、人から人へ感染する病気ではありません。ただし、頭部白癬は感染することがあります。脱毛、切れ毛、家族にも似た症状がある場合は医療機関を受診してください。
ふけがあると薄毛になりますか?
一般的なふけだけで、直ちに永久的な脱毛が起こるわけではありません。ただし、強い炎症やかき壊しが続くと、一時的に抜け毛が増えることがあります。脱毛、切れ毛、毛穴の消失、頭皮の痛みなどを伴う場合は、頭部白癬や瘢痕性脱毛症など別の病気を除外する必要があります。
脂漏性皮膚炎は完治しますか?
成人の脂漏性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを繰り返しやすい病気です。症状が落ち着いた後も、頭皮に合ったシャンプーを使用し、悪化の兆候があれば早めに対応することが重要です。
ふけ対策シャンプーはどのくらいで効果が分かりますか?
軽いふけであれば、数週間で変化を感じることがあります。製品の表示に従って使用しても2~4週間で改善しない場合や、途中で悪化する場合は、シャンプーが合っていないか、別の病気が隠れている可能性があります。
13.まとめ
頭皮のふけは、単なる洗髪不足ではありません。乾燥、皮脂、マラセチア、刺激の強いヘアケア製品、脂漏性皮膚炎、乾癬、接触皮膚炎、頭部白癬など、さまざまな原因で起こります。白く細かいふけと乾燥が中心の場合は、低刺激性シャンプーや頭皮の保湿を試します。皮脂、ベタつき、黄色っぽいふけ、かゆみが気になる場合は、抗真菌・抗菌成分を配合した薬用シャンプーが選択肢になります。ただし、強い赤み、厚いかさぶた、膿、痛み、脱毛、切れ毛を伴う場合は、セルフケアの対象ではありません。原因に合った治療を受けるため、早めに皮膚科を受診しましょう。
参考文献
- American Academy of Dermatology:How to treat dandruff
- American Academy of Dermatology:Seborrheic dermatitis-Diagnosis and treatment
- A comprehensive literature review and an international expert consensus on the management of scalp seborrheic dermatitis in adults
- Ketoconazole Shampoo for Seborrheic Dermatitis of the Scalp
- Seborrheic Dermatitis Revisited:Pathophysiology, Diagnosis, and Emerging Therapies
- DermNet:Seborrhoeic dermatitis
- American Academy of Dermatology:Scalp psoriasis-Symptoms
- DermNet:Tinea capitis
